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TOP > エンターテイメント > 千原ジュニアをUside（ユーサイド）が独占インタビュー> 千原ジュニア　お笑い道


		——お笑い芸人と小説を書いているときの違いは？千原ジュニア：どうですかね〜。ん〜何て説明すればいいのだろう…。まあ、落としどころは違うと思っています。芸人でテレビに出演しているときは、見ている人を「笑い」に落とそうとしているけど、小説では最後笑わそう、なんて全く思ってなくて、ただ真剣に伝えるっていうことは考えています。でも、うどん食うてるときも、テレビを見ていても、結局、俺はお笑い芸人なんですよ。だから、大きな違いなんてないのかもしれないな。 ——小説家のジュニアさんは繊細な気がします。千原ジュニア：芸人はみんな繊細ですよ。そうじゃないと人を感動させることはできないと思います。ジャンルは違うけど、「笑い」も「文字」も人の感情を揺さぶる、という意味では一緒で、それは、繊細な人間のやる仕事なのかもな。

——尊敬しているお笑い芸人は？　

千原ジュニア：いっぱいいるし、ほとんどの先輩が自分にとっては尊敬できる部分を持っています。吸収できるものはどんどん吸収したいし、手に入るならその技下さいって、常に思っています。

——最近は誰のどんなところに惹かれた？

千原ジュニア： TOKIOのメントレGに一緒に出演したときの今田耕司さんです。今度一緒に舞台をやらせてもらうので、その番宣で色々な番組に出ているのですが、このときの今田さんは本当に凄かった。どんな体制からでもパンチ（笑い）を出していて、しかもそのパンチ力と手数が凄い。本当に勉強になりました。今日これから浜田さん（ダウンタウン・浜田雅功）と仕事するけど、また色々勉強になるんだろうなと思っています。

——自分がお笑い芸人として、ここには自信があるという部分はありますか？

千原ジュニア：勝ち負けではないと思うし、自分の周りにもいっぱい居ますが、「お笑いが好き」という点では誰にも引けをとっていないと思っています。

兄「せいじ」とお笑いコンビ「千原兄弟」で活躍中。2007年1月に自伝的小説『14歳』を発売し、作家としてもデビュー。2008年3月30日、自身の34歳の誕生日に自伝的小説の第2弾として『3月30日』を発売。今後もお笑い芸人としてだけでなく、多分野での活躍が期待されている。

——前作『14歳』のユニフォームはパジャマでしたが、『3月30日』は今の洋服がユニフォームですか？

千原ジュニア：結局『3月30日』もパジャマですよ。今はスタイリストが持ってくる服で、俺はこんなイメージなんですかね（笑）。

——「ジャックナイフ」「2丁目劇場の黒いナイフ」と称されていましたが、今、キャッチフレーズを自分でつけるとしたら？

千原ジュニア：千原せいじの弟！

——千原兄弟のキャッチフレーズは？

千原ジュニア：チンピラ芸人！　これに尽きるな（笑）。

——ジュニアさんの人生を振り返って、チンピラ芸人の相方に伝えたいことは？

千原ジュニア：「ありがとう」という感謝の気持ちを伝えたいです。

——近い将来目標にしていることは？

千原ジュニア：夏休みが欲しいですね。毎年後輩と沖縄に行っているんだけど、今年も必ず行きたいというのが、今の目標っていうか、希望です。ハハ、仕事の目標聞いていますよね？　今年は、色々な人とコントをたくさん作って、それを大勢の人に見て、笑って欲しいです。そうするために、手っ取り早いのはテレビなので、テレビをメインに活動していければ思っています。

——今後やっていきたいと思っていることは？

千原ジュニア：笑いをお客さんと共有したいと思っているので、舞台ですね。お客の反応をダイレクトに受ける舞台には、怖いところもありますけど、やっぱり芸人である以上、温度、匂い、空気を含めて、お客と僕が面白いと思って生まれる笑いを共有したいって思うんですよ。あの生の声の快感は忘れられません。

——ジュニアさんにとっての「笑い」とは？

千原ジュニア：何なんでしょうね。魚に「泳ぐってどういうことですか？」って尋ねるようなものかな。当たり前のこと過ぎて、説明できないですよ。例えて言うなら、水。コーヒー飲むときもカップラーメン食べるときも水って使うでしょ。常に必要なもので、無ければ生きていけないものだと思います。