——「The X-Factor」で優勝する自信はあった?
レオナ・ルイス:「The X-Factor」の最初のオーディションは、ものすごく緊張したわ。実際に審査員と会う前に事前オーディションがあって、「オーデションを通過できず、審査員に会える可能性すらないかも」と思ったことを覚えてる。でも結局先へ進めたのは、家族の存在が大きかったの。「あなたなら大丈夫」って、常に100%応援してくれていたから。たとえ私が「今度は合格できそうにないわ」と弱気になっても、家族は必ず応援してくれたのよ。
—— 「The X-Factor」で優勝し、一躍有名人となりましたが、環境は変わりましたか?
レオナ・ルイス:「The X-Factor」のような番組に出ると、人生があっと言う間に変わってしまうわ。私はスタジオにずっと前から出入りしていたし、パフォーマンスも長年やっていたから、この世界に入る下準備ができててラッキーだった。それにしても、本当に状況はすごい勢いで変わってしまうわね。私は、ありがたいことに、アーティストとして、シンガーとして、自分を成長させ、自分なりのサウンドを見つけ出すまでじっくり時間を与えてもらえたし、ずっと楽しみにしていたアルバム作りにも、時間をかけさせてもらったわ。本当に変化が早いから、焦点をぼかさず、一生懸命やることが大切だと思う。
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イギリスのITVが、新しい形の「リアリティ音楽オーディション番組」として2004年9月から放送を開始した人気番組。レオナ・ルイスは、2006年にこの番組に出場し、優勝を飾る。その際、音楽業界からは、TV番組の枠を超えた新人として注目を集め、その中の逸話として、優勝前にもかかわらずアメリカ音楽界の大物クライヴ・デイヴィスが、サイモン・コーウェルに電話で「君は次のホイットニー・ヒューストンを手中にしているかもしれないよ」と言ったとされる。 |
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