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20〜30代の岡田美里さんはどんな風に過ごしてきたの・・・「あの頃はバブルだったから、みんな少しおかしかったわ。周りはじゃんじゃんお金を使って、盛大に遊んでた。派手な世界にいたからかもしれないけれど、今と比べるととんでもない時代だったな。私も取り残されないように無理していた気がする。最初の結婚生活も同じで、お付き合いやパーティなんかによく招かれて、ドレスアップ用のクローゼットの前でため息ついてた。自分には、この服似合わないんじゃないかって（笑）。若い子が無理してエルメス持っているような感じ。だから、そんな自分を捨てたとき、ものすごく解き放たれた気分になった。『今からは、私らしく生きるんだ』ってね」。
そう悟ってから岡田美里さんの活動の幅は大きく広がる。祖母がデンマーク出身ということもあり、北欧的なセンスを活かしたテーブルコーディネートや料理、食器のデザインなどを手掛け、98年には総合スクール「アトリエミリミリー」を設立。自らパン作り教室の講師を務め、インテリアデザイナー、紅茶コーディネーターなど多才ぶりを発揮する。

「私には法則があるの。まず、やりたいことを見つけたらそれで成功している自分を想像する。例えば、子供とキティランドへ行く時に一番近くの駐車場に止めたいって思ったら、そこに止めている自分の姿を想像するの。すると、不思議なことに目的の場所に駐車してあるクルマが出たりするんだな〜（笑） 。これを私の中で『引き寄せのマジック』って呼んでます。意味合いは違うけれど、私はなんでもそう。何かをやろうと思った時、成功している自分を想像することで躊躇しないで進んでいけるでしょ？　そして、面倒に思った時にもちょっぴりの努力を心がけるようにする。私の人生はその積み重ね」。

「20代後半から30代前半って、凄く迷う時期ですよね。私もそうだった。でもね、ただ待っているだけでは望みは叶いませんよ。夢ややりたいことがあったら、関連したことに何でもチャレンジしてみること。そうすれば結果は自ずとついてくるもの。今の生活に追われるのではなく、ほんの少し自分の時間を作る努力することから始めるといいかも」