TOP > エンターテイメント > 本仮屋ユイカのアフレコ初挑戦作「Beyond the Break(ビヨンド・ザ・ブレイク)」
2005年に放映されたNHK朝の連続テレビ小説「ファイト」でヒロインを務めるなど存在感のある女優として名を馳せる本仮屋ユイカさん。4月からテレビ朝日系で放映が始まった海外ドラマ「Beyond the Break(ビヨンド・ザ・ブレイク)」では、声優にも挑戦しています。今週のUside(ユーサイド)は、「Beyond the Break」の見所はもちろん、声優初体験の感想を本仮屋さん本人に伺いました。 撮影:笹野忠和(BliX)、ヘア&メイクアップ:神谷友子(kind)、 スタイリスト:寄森久美子(CDC) 撮影協力:SDP≫ |
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——女優と声優。違いはありましたか?
本仮屋ユイカ:本業の声優さんとは違う手法なのかもしれませんが、私は出演している俳優と同じような動きをしながら、同じトーンで声を出すような印象です。最初はもっと違うかなと思っていたのですが——ただ、当初は戸惑うことも多く、大変な思いも色々しました。 ——最も大変だったのはどんな点?
本仮屋ユイカ:私がアフレコを担当したレイシーは、少し不良っぽい女の子なのですが、収録を始めていきなり監督に「声がいい子すぎる」って言われたのには困りました。ラジオドラマを経験したことがあるので、自分の声がどんな風に聴こえるかは知っていたし、声だけでは、自分の意図ほどは伝わらなかったり、逆にニュアンスが伝わりすぎたりすることがあることも分かっていたのですが、レイシーはお世辞にも“行儀のいい子”とはいえないキャラクターだけに、なかなか監督から「OK」を貰えず本当に苦労しました。 ——どのように打開したのですか?
本仮屋ユイカ:役に“声を充てる”という作業ではなく、自分が“役になり切る”よう心がけました。これも女優業と一緒で、役作りをして仕事に臨むことで、レイシーの声をなんとか演じることが出来ました。でも、仕事が終わった後も引きずってしまって、今だにオーバーなアフレコ口調になってしまうこともあります(笑)。 |
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本仮屋ユイカ 苦悩した声優業 | 本仮屋ユイカ 声優を演じる楽しさ |