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  浅見れいな 舞台女優としての私 Music Garden Uside的お勧めシネマ
 

映画、ドラマ、バラエティなどで活躍中の浅見れいなさん。5月からは、スペインを代表する詩人・劇作家のフェデリコ・ガルシア・ロルカの3大悲劇のひとつ『血の婚礼』の舞台に出演が決定!そんな浅見れいなさんに舞台への意気込みについて語ってもらいました。

   
  撮影:西尾豊司≫≫ (ABstudio)≫≫ テキスト:神山典子
  ——舞台『血の婚礼』の脚本を読んだ感想を聞かせて下さい
 

浅見れいな:実は、今もらったばかりなんですよ! まさにこれから読むところです。

 

——ってことは、役作りなどはまだ?

  浅見れいな:全くの白紙状態です。私は、どちらかというと前もってあれこれと情報を入れないで、稽古をしながら役作りをしていきます。だから原作があっても読まないで、頂いた脚本だけで役の世界を作っていくことが多いですね。私が演じる役は、森山未來さんが演じるレオナルドの妻。でもソニンさん演じる花嫁に、ダンナさんをとられてしまう、ちょっと切ない役です。
 

——そんなレオナルドを、客観的にどう思いますか?

  浅見れいな:嫁役の立場だったら嫌です。子供も姑もいて、かわいそうですよね。自分だったら・・・やっぱり嫌です(笑)。もちろん稽古が始まれば、もっと複雑な違った思いも出てくると思いますけど。
 

——舞台の良さはどんなところだと思いますか?

  浅見れいな:舞台は、集中して役に入り込めるので楽しいです。でも、2004年の初舞台から随分経っているし、今回のように、地方を回ったりする長い期間の上演は初めてなので、緊張するんじゃないかな。それに、出演者の皆さんが舞台のベテランの方ばかりなので、今からドキドキしています。先日、演出をされている白井晃さんに『私、皆さんについていけるでしょうか?』とお話ししたら、あっさり『大丈夫でしょ』って言われたから、今は『大丈夫!』って自分に言い聞かせています。白井さんの舞台は、詩的な独特の雰囲気があると聞いているので、これから脚本を読むのがとても楽しみです。
 

——舞台『血の婚礼』に向けて気をつけていることは?

 

浅見れいな:お正月休みで、体がなまってしまったので、毎日ジムに通っています。今日も筋肉痛なんですよ。

  ——スポーティなイメージもあるし、運動することが浅見れいな流の美容法ですか?
  浅見れいな:いいえ。どちらかというとダラ〜っと日々過ごしています(笑)。休みの時は12時間とか寝ちゃったりする日もあります。特に正月がそんな感じだったので、体がなまっていましたが、今回は、舞台もあるので体力作りにもなるしと思って、ランニングマシーンで走っています。美容法は、そうですねぇ・・・、寝ることもそうですけど、お風呂に入ることです。かなりの長風呂なんですよ。時々は気分を変えて、お風呂の中にキャンドルを持って入ったりしています。
  —— 『血の婚礼』の舞台である、スペインのイメージは? また行ってみたい場所などありますか?
  浅見れいな:スペインには、行ったことがないけど、赤とか、情熱ってイメージがありますね。同じラテン系のメキシコは何度か行ったことがあって、ラテン音楽は好きです。今、行きたい場所は、暖かい場所が好きなので、南国の海のあるところ。寒いのが嫌いなんです。でもスノボには行くんですけどね(笑)。今狙っているのはモルジブ。長期の休みがたくさん取れたら行きたいです。
 

——では、最後に舞台『血の婚礼』への意気込みを。

 

浅見れいな:これから役を理解して、舞台の感覚を吸収しなくてはいけません。公演期間も長いので、本当にどんな舞台になるか分からない状態ですが、一生懸命頑張って皆さんに置いていかれないように頑張ります! 『血の婚礼』をお楽しみに!! と、控え目なコメントにしておきます(笑)。

 

浅見れいな:去年、ちょうどバレンタインの時期に、ソニンと一緒に韓国ドラマを撮影していて、私はスタッフ全員にチョコを買って渡したのですが、なんとソニンは手作り!! ソニンはお菓子作りが大好きなので、一口チョコを作って、綺麗なラッピングをして、カゴに入れて一人一人に配っているんですよ。負けた・・・と思いましたね(笑)。

 

——じゃあ、今年は手作り?

  浅見れいな:え? 今年ですか? (手作りは)大変だから私はやりません(笑)。“チョコをあげたい”というより“自分が食べたい”から、大好きなフォンダン・ショコラをソニンと一緒に食べます!
  浅見れいな 1983年6月7日生まれ。テレビ・ドラマ、テレビバラエティ、映画、雑誌など幅広く活躍中。『未来予報 201X』(NTV毎週木曜 24:26〜24:56)にメインMCで出演中。春には出演作『世界はときどき美しい』の公開が控えている。また、2/15(木)放送のNHK木曜時代劇『新・はんなり菊太郎〜京・公事宿事件帳〜』(20:00〜20:45)第6話にゲスト出演。
  モバイルホームページはこちらにアクセス! http://lespros.jp/
 

【『血の婚礼』 あらすじ】
三年間の情熱的な恋を経験しながらも、経済的な理由から別れてしまったレオナルド(森山未來)と、花嫁(ソニン)。その後は、それぞれの人生を歩んでいた。レオナルドは結婚し、妻(浅見れいな)と幼い子供と姑と暮らしている。一方、父親と暮らしていた花嫁は、ついに結婚することに。相手は母親と二人暮らしをしている青年。だが、その青年とレオナルドの間には深い因縁が・・・。そして婚礼の日、レオナルドは花嫁と駆け落ちをしてしまう。

 

アトリエ・ダンカン プロデュース公演 『血の婚礼』

原作:フェデリコ・ガルシア・ロルカ 台本・演出:白井晃 音楽・演奏:渡辺香津美   
  出演:森山未來 ソニン 浅見れいな 岡田浩暉 新納慎也 尾上紫 池谷のぶえ 
陰山泰 根岸季衣 江波杏子
 

【『血の婚礼』公演日程・詳細】
5月3日(木)〜5月20日(日) 東京グローブ座
チケット料金:S席9,000円/A席7,800円/B席6,800円
5月23日(水)〜6月12日(火) 全国公演(長野、富山、大阪、名古屋、広島、福岡)
※チケット料金・発売日は、各会場にて異なります。
東京公演のチケットは2月3日(土)より発売
問い合わせ先:サンライズプロモーション東京 0570-00-3337